昨今、なにかと話題になるカーボンニュートラルや脱炭素、ゼロカーボンといったキーワード。
社会的な取り組み意義は理解できても、いざやろうとなると具体的に何から始めたら良いかわからないという方も多いのではないでしょうか?
今回は工場でのカーボンニュートラル対策で最初に取り組むべき現状把握の方法についてご紹介します。
工場におけるカーボンニュートラル対策とは製造時のみならず輸送や廃棄まで生産活動全般で排出されるCO2を削減することでCO2排出を可能なかぎりゼロに近づけることです。
カーボンニュートラル達成のためには、まず現状の把握から取り組みを始めることが大事だと豊安工業では考えています。
あらかじめ特定の対策を決め打ちでスタートするのではなく、製造過程の「いつ・どこで・どれだけ」のCO2排出があるのかを把握することで現状を知り、幅広い解決のための選択肢を探すことができるようになります。
現状を把握するためには、消費されているエネルギーを見つけるために「計測」をする必要があります。
計測したデータの中でエネルギー使用量が多いところ=CO2排出量が大きなところから対策を始めることで効率よくCO2削減を進められ、CO2削減量も正確に把握できるので無駄なく対策をすすめることができるようになります。
すでに皆さんの工場ではこれまでに様々な省エネ対策をとってきているはずです。ただこれまでは省エネ度を判定する単位が電気であればkWh(キロワットアワー)だったり熱であればJ(ジュール)や原油のkL(キロリットル)など消費されるエネルギーに着目した値で算出していたところを、カーボンニュートラルの観点はCO2換算で考えるようになっただけで基本的にこれまでの省エネ対策の継続がCO2排出削減・カーボンニュートラル対策の有効な手段なのは間違いありません。
CO2排出につながる各種エネルギー消費(電力、流量、温度など)の監視・計測は、工場内にセンサーを設置して計測値を目視で確認、メモをとってエクセルでグラフ化して報告書をつくって・・・と非常に手間がかかっていました。今後はより多くの場所でCO2排出削減対策が求められますが、かといってセンサーをさらにふやして人力での計測を続けたり、1日に何度もデータを確認に行ったりする方法では限界があります。
しかし、こういった計測やグラフ化を人間にかわってやってくれるIoT計測システムを導入すれば24時間365日の自動計測とグラフ化までが自動でできるようになるので現場担当者が計測業務に振り回されることなくCO2削減の取り組みに集中することができます。IoT計測システムの力を借りるのがカーボンニュートラル達成の近道なのです。
豊安工業では自動計測・自動グラフ化できる「工場ですぐに使えるIoT」がコンセプトのIoT計測システム「ワイヤレスIoTクラウドロガー」をご用意しています。
■ワイヤレスIoTクラウドロガー | 豊安工業株式会社 (e-houan.co.jp)
■デマンドコントローラー機能[ワイヤレスIoTクラウドロガー] - 豊安工業株式会社 工場向けIoT情報メルマガ (e-houan.co.jp)
製造工場の現場を知る豊安工業が、実際の現場で使うことを考えて作った、
という3つの特徴をもつIoT計測システムが「ワイヤレスIoTクラウドロガー」です。
無線方式により工場のどこにでも設置できてクラウドだからどこからでもデータが確認できるので
工場で消費されるエネルギー使用量の現状把握に最適なIoTです。
■産業用IoTソリューション ワイヤレスIoTロガーの紹介 ワイヤレスIoTクラウドロガー | 豊安工業株式会社 (e-houan.co.jp)
また、豊安工業では工場にあるコンプレッサーやポンプ、ボイラーといった設備を実際に稼働できる、工場を再現した体験型ショールーム「スマートファクトリーショールーム」を本社1Fに開設しています。
ショールームでは、ワイヤレスIoTクラウドロガーをコンプレッサーを稼働させてコンプレッサ電力やエアー流量を計測できる状態で実働展示しています!
■スマートファクトリーショールーム紹介ページ(メルマガ)
スマートファクトリーショールームのご案内 [豊安工業株式会社] - 豊安工業株式会社 工場向けIoT情報メルマガ (e-houan.co.jp)
■コーポレートサイト(ショールーム案内)
カーボンニュートラル対策、現状把握でお困りのときは豊安工業までお気軽にお問い合わせください。
■工場の心臓部のメンテナンスやエネルギーマネジメントのプロフェッショナル企業 事業内容 | 豊安工業株式会社 (e-houan.co.jp)
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