IoT導入に活用できる新しい補助金事業が始まりました
ディマンドリスポンスの拡大に向けたIoT化推進事業
工場の電気料金高騰でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
この度、電気代削減の取り組みの一助となる新しい補助金事業が開始されました。
電力監視のためのIoT装置とセンサー導入に利用できる待望の補助金です。
・新しい補助金がスタート
2023年度より新たに「令和4年度補正 電力需給ひっ迫等に対応するディマンドリスポンスの拡大に向けたIoT化推進事業」(電力需給ひっ迫等に対応するディマンドリスポンスの拡大に向けたIoT化推進事業) がスタートしました。
・ IoT導入に使える補助金です
電力需給ひっ迫時等に電力会社からのディマンドリスポンス(以下「DR」)要請にこたえるためのIoT設備導入と、DRアグリゲーターと契約締結しDRに活用する補助事業となっており、電力監視機能を持つIoT設備(例 弊社のワイヤレスIoTクラウドロガー、かんたんIoT等)の導入にご利用いただけます。
なんだか難しい表現で分かりにくい感じですね。
今回の記事では、補助金の概要やポイント、対象の設備範囲などを解説していきます。
補助金の特徴をまとめたパンフレットをご用意いたしました。ぜひダウンロードしてください。
補助金でのIoT導入にご興味ある方はページ最後にある「お問合せフォーム」よりお問合せください。
この補助金のポイントは?
電気の見える化をIoTで実現
「電力見える化」するためのIoT設備導入を補助金で実現できるチャンスです。省エネの第一歩となる電力測定をIoTでスタートできます。
機器と工事が補助対象
IoT機器と必要なセンサー類※に対して補助金が出ます。設置にかかる工事費も補助対象。
補助率は1/2、補助額は最大500万円です。
※対象はDR活用に関するものに限ります
DR対応義務があります
DR要請のあった際に対応の義務が発生しますが、地域の電力需給安定化に一役買うことができます。また、デマンド抑制・電気代削減にもつながる一石二鳥の取り組みです。
DRアグリゲーターと需要家(申請者)の共同申請
DR支援を行う「DRアグリゲーター」との共同申請が必要です。DRアグリゲーターは当社でご紹介いたします。
対象機器の選定
DRアグリゲータが機器仕様を選定します。
弊社の「ワイヤレスIoTクラウドロガー」のようなDR対応が可能な省エネに最大活用できる機器を選定します。
採択は先着順
先着順に採択、予算なくなり次第に募集終了です。お早目の着手をおすすめいたします!
補助事業の概要
<補助事業名>
令和4年度補正 再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金 (電力需給ひっ迫等に対応するディマンドリスポンスの拡大に向けたIoT化推進事業)
<概要>
電力需給ひっ迫時等にDRリソースとして活用可能な既存の設備をIoT化するための設備を新規で導入し、需要家とDRアグリゲーターの間でDR契約を締結し、IoT化したリソースをDRに活用する事業。
<対象となる経費>
・DR対応に必要最低限の設備(IoT機器、センサー、EMS等)
・上記設置のための工事
<補助率・補助上限額>
補助率: 設備費・工事費 の1/2以内
補助上限: 500万円
<公募スケジュール>
公募期間 :
2023年1月31日(火)~ 2023年12月22日(金) 12:00 必着
交付決定: 随時
申請受付からおおよそ2~4週間程度の審査期間を予定
交付申請の補助金額の合計が予算額に達した場合、申請受付期間内であっても受付を終了する。
(予算状況はSIIのホームページを参照)
補助金の公式情報
補助事業の内容については更新や変更される場合がございます。
最新情報や申請手続きの詳細は補助金の執行団体である「環境共創イニシアチブ(SII)」様の公式ホームページをあわせてご確認ください。
詳しい補助金情報をお聞きになりたい方は、お気軽に弊社までお問合せください。
お問合せフォームはページ一番下にございます。
パンフレットのQRコードからスマホでもお問合せページへアクセスできます。
ディマンドリスポンス対応の運用スキーム
本補助金では電力の受給ひっ迫時にディマンドリスポンス(DR)対応の義務があります。
具体的には受給ひっ迫時等に、共同申請したDRアグリゲーターがディマンドリスポンス対応のための支援・要請を実施します。要請を受けた事業者(補助金申請者)は必要に応じて不要設備停止などを実施することで発電所の負荷軽減に協力、また自社の消費電力・デマンド削減によって電気料金削減につながります。
補助対象となるのはDR対応に必要な機器の範囲となりますが、他の設備については自費で導入することもできます。
赤枠:本補助金の責務範囲(補助対象)
青枠:補助対象外だが必要なら自費で導入できる部分
ディマンドリスポンス(DR)とは?
ディマンド・リスポンス(DR)とは、消費者が電力使用量を制御することで電力需要パターンをコントロールすることです。これにより電力の需要と供給のバランスを調整する仕組みです。
日本全体(マクロ)にとっても、ご家庭や企業といった個別の需要家の皆様(ミクロ)にとっても
メリットのある取り組みです。
DRアグリゲーターとは?
本事業におけるDRアグリゲーターとは、平時における需要家に対する電力需給のコントロールや、電力需給ひっ迫注意報/警報及び国からの節電要請等に応じて需要家が所有している分散型エネルギーリソース(「DER」という)に対してディマンドリスポンス支援を行う事業者のことをいいます。
豊安工業の役割は?
DRアグリゲーターと協力してDRリソース活用のためのIoT設備の設計および設置工事、補助金活用のお手伝いをいたします。運用後はシステムが正しく運用されるためのサポートとメンテナンスを実施するほか、改善のための設備工事までトータルで承っています。
申請をお考えのかたは、豊安工業までご相談ください
DR補助金は高騰する電気代削減の取り組みの一助となる今回初めて開始された補助事業です。
IoT機器だけでなくセンサーと工事費が補助対象となり使い勝手が良さそうな補助金です。
先着採択、予算なくなり次第終了ですので補助金にご興味ある方は早めの着手をおすすめいたします。
豊安工業ではIoT設備の提案から設置工事、補助金申請のお手伝いまでトータルで承っています。
補助金の詳しい話やご相談、お見積もりご依頼は下記のお問合せフォームからお問合せください。
★追記 本記事の補足記事を書きました。合わせてお読みください。
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